2010年07月07日

賢明なる投資家【財務諸表編】

賢明なる投資家【財務諸表編】

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半世紀を経て復刻された、財務分析の古典。各項目が読みきり形式で構成されていて、大変読みやすい。まずバランスシートと損益計算書の見方を簡潔に述べ、そこで使われる各経営指標の持つ意味、その長所と短所、産業ごとに違う財務傾向までも丁寧に説明している。次に、製鉄会社の財務諸表を例に挙げて各比率を割り出し、企業の財務分析の手本を示している。基本的な内容が中心だが、これを実践できれば、財務諸表に隠された企業の健全度が一目瞭然である。 10年後のバリュー株発見にも役立つだろう。巻末には、財務用語が日英併記で解説されている。初心者からプロの投資家まで、幅広い購読層に受ける内容といえる。

ただ、1937年にアメリカで出版されていることを考えると、著者が挙げる財務諸表における各産業の特徴は、現在のそれと幾分開きがあるだろう(実際に取り上げられている財務諸表は半世紀以上前のもの)。また、商慣習の違いを考えると、日本の株式相場分析に直接活用するよりも、あくまで海外の株式投資ガイドとしたほうがよいかもしれない。(松本 莫)


出版社/著者からの内容紹介
1937年に初めて出版されたこの小著は、伝説的な投資家であるベ
ンジャミン・グレアムが著した企業の財務報告書分析に関する永遠の手引き書で
あり、今日まで熱狂的な支持を勝ち得てきた。この『賢明なる投資家【財務諸表
編】』の1937年版は長らく絶版になっていたが、今日の多くの投資家にとっては
これまで以上に貴重なものである。不朽の初版本を忠実に復刻したこの小著で
は、巨匠のオリジナルな原文がそのまま再現されている。そして、当世の伝説的
な相場師のひとりであるマイケル・F・プライスが、グレアム(グラハム)のこの
小著の不滅の価値をたたえる序文を添えている。

 ベンジャミン・グレアムは20世紀で最も偉大な投資界の思想家と呼ばれてい
る。投資家の師匠として、株式分析の先駆者として、そして多くのスーパース
ター投資家の指導者として、グレアムの右にでる者はいない。
座右の書ともいうべきグレアムのこの小著は、財務諸表を解釈・理解するとき
の永遠の手引き書である。長らく絶版になっていたが、グレアムのほかの傑作で
ある『賢明なる投資家』や『証券分析』と並んでようやく日の目を見ることがで
きた。おカネにも代え難いこれら3冊の貴重な著書は、グレアムの思想とそのバ
リュー投資を理解するためのカギとなるものである。
 この小著に盛り込まれたグレアムのアドバイスは、60年前と同様に今日でも生
き続けており、また多くの先見力に満ちている。グレアムは「まえがき」で次の
ように述べている。「もし投資家の皆さまがその企業の現在の財務状態と過去の
業績について正確な情報を得ることができれば、その企業の将来の可能性を判断
するうえで万全の備えができたといえるだろう。これこそが証券分析の本来の役
割と価値なのである」
 グレアムの最高傑作である『証券分析』のちょうど3年後に書かれた本書は、
わずか数ページを読み進むだけでもバリュー投資に関する巨匠の思想の心髄に触
れることができる。読者の皆さんはこの小著を通じて、企業のバランスシー
ト(貸借対照表)と損益計算書の分析法を習得し、その財務状態と業績の記録に
ついて深く理解することができるだろう。グレアムはこのなかで、あらゆる企業
の財務的な健全さと経営的な安定さを判断するうえで、読者のだれもが応用でき
る簡単なモノサシを紹介している。


内容(「BOOK」データベースより)
全投資家とビジネスマン必携書。財務諸表から儲かる株を見つける方法。


内容(「MARC」データベースより)
伝説的な投資家であるグレアムが著した企業の財務報告書分析に関する永遠の手引き書。企業のバランスシート(貸借対照表)と損益計算書の分析法を習得できる。儲かる株は財務諸表を見れば分かる!


出版社からのコメント
●著者略歴

1894/05/08 ロンドン生まれ。1914年アメリカ・コロンビア大学卒。ニューバー
ガー・ローブ社(ニューヨークの証券会社)に入社、1923-56年グレアム・ノー
マン・コーポレーション社長、1956年以来カリフォルニア大学教授、ニューヨー
ク金融協会理事、証券アナリストセミナー評議員を歴任する。

バリュー投資理論の考案者であり、おそらく過去最大の影響力を誇る投資家であ
る。ロングセラーである本書『賢明なる投資家』(1949年初版)や
『証券分析』(1934年)を初めとした彼の著書は、投資理論書のバイブルとなっ
ている。彼の生涯および著作は大成功を収めた今日の実業家にインスピレーショ
ンを与えてきた。ウォーレン・バフェットもその一人である。

1976/09/21 没
著者について
■ベンジャミン・グレアム(Benjamin Graham)
 バリュー投資の父であるベンジャミン・グレアムは、おそらくやあらゆる
時代を超えて投資界に最も大きな影響力を及ぼした人物である。この小著は現
代の証券分析の基礎となるものであり、ほかの二大傑作である『賢明な
る投資家』(1949年刊)および『証券分析』(1934年刊)と並び、広くビジネ
ス界で今日まで読み継がれてきた投資関連書籍の古典的なベストセラーである。
グレアムの生涯とその著作は、ウォーレン・バフェット、マイケル・F・プライ
ス、ジョン・ネフなど今日で最も大きな成功を収めた多くの投資家にインスピ
レーションを与えている。

■スペンサー・B・メレディス(Spencer B. Meredith)
 スペンサー・B・メレディスは、ニューヨーク証券取引所協会の証券分析のイ
ンストラクターである。

■マイケル・F・プライス(Michael F. Price)
 フランクリン・ミューチュアル・アドバイザーズ社のマイケル・F・プライス
社長は、大きな成功を収めたミューチュアル・ファンドの投資プログラムの指導
に当たっている。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
グレアム,ベンジャミン
バリュー投資の父であるベンジャミン・グレアムは、おそらくやあらゆる時代を超えて投資界に最も大きな影響力を及ぼした人物である

メレディス,スペンサー・B.
ニューヨーク証券取引所協会の証券分析のインストラクターである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




posted by bookmaster at 03:24 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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